分かりやすく安全な方法は、在庫期間を定めて、その期間が過ぎても売れない商品を不良在庫として処分するものです。どのくらいを在庫期間とするかは、そのショップの規模や資金状態、扱う商品の種類などによって異なりますが、開業間もないリサイクルショップであれば、二か月から三か月が適切ではないでしょうか。それ以上も置いておくのは、資金的に不利であるだけでなく、お客様の目に「売れないお店」と映ってしまう恐れもあるからです。骨董的な価値のある商品や、レアものと呼ばれる希少価値の高い商品などに関しては、当然ながら値段も高くなり、少しくらい在庫期間が長くなることも考えられます。けれども新規にオープンしたばかりのリサイクルショップに、そのような商品が入ってくることはほとんど考えられませんし、無理して仕入れる必要もないでしょう。適正な在庫期間もつかめるようになり、不良在庫品の見極めもできるようになれば、リサイクルショップ経営のハードルを一つクリアしたと言っていいと思います。なお、オープンして一年にもならないうちに、在庫処分と称するセールを実施したり、値下げを行ったりしてはなりません。これもまた、お客様に「売れないお店」を印象づけてしまいます。在庫処分は業者に転売するか、JRSUなどに買取りを依頼するようにしてください。ただし、在庫処分の目的は、眠ってしまった商品を現金化して、損失を最小限に止めることにあります。そこで儲けを期待することはできません。不良在庫を抱えないためにも、一日も早く売れ筋商品を見極められる眼を養ってください。